かわいい猫ちゃんを飼っている家にあると嬉しいアイテム「キャットタワー」。
猫ちゃんのリラックススペースとして、または遊び場として、キャットタワーは猫ちゃんにとって大切な空間です。
そんなキャットタワーですが、最近ではデザインも形も豊富に揃っているため、何を基準に選んだら良いのか迷ってしまうという方も少なくありませんよね。
そこで今回は、キャットタワーの正しい選び方や、おしゃれで実用性抜群のおすすめ商品もいくつかピックアップしました。
キャットタワー選びで迷っている方や、おすすめ、人気のキャットツリーを知りたい方は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてくださいね。
1.キャットタワーのメリットとは
そもそもキャットタワーを設置するメリットは何なのでしょうか?
ここではキャットタワーの必要性について考えてみたいと思います。
1-1.キャットタワーとは
猫ちゃんは基本的に高いところに登るのが大好きです。
ですが、普通に室内飼いをしているだけでは、高いところに登れる場所は限られてしまいます。
そんな猫ちゃんのために設置するのがキャットタワーなのです。
1-2.キャットタワーのメリット、役割
自由奔放なイメージの強い猫ちゃんですが、実は性格はとってもデリケートなんです。
ストレスが溜まってくると激しく鳴いたり、飼い主さんに攻撃的になったりと不安定な精神状態になることも…。
それらを防止する意味でも、キャットタワーで猫ちゃんだけの居場所を与えてあげましょう。
キャットタワーは、猫にとって安全・安心な場所。猫が身を守り、環境に適応するために必要なスペースを提供することは、キャットタワーで遊んだりリラックスしたりすることで精神的にも安定します。
飼い主さんも安心して猫ちゃんを見守ることができます。
キャットタワーのメリットのひとつには、ハンモックや爪とぎといった猫のストレスを軽減するアイテムも付属しています。
最低一つは必要とされるこれらが、猫タワーについてくれば便利です。また、カーテンやカーペットで爪を研ぐのを防ぐことができますね。
まとめるとキャットタワーにはこのようなメリットがあるということになります。
◆猫ちゃんの運動不足解消になる
◆そっとしておいてほしいときのリラックス場所にもなる
◆遊べる機能が付いたキャットタワーは猫ちゃんのストレス解消にもつながる
◆家具やインテリアの保護に
2.キャットタワーの選び方
それでは今度はキャットタワーの選び方を見てみましょう。
ポイントは全部で5つ。
ここのポイントさえ抑えておけば、きっと飼い主さんも猫ちゃんも満足できるキャットタワーが見つかりますよ。
2-1.タイプは2種類
キャットタワーには大きく分けて2種類のタイプがあります。
それぞれの特徴を理解した上で適したタイプのものを選びましょう。
・据え置き型
安定性に優れたタイプ。頑丈さや安定性を重視するなら4本柱になっているものがより安心です。
キャットタワーの据え置き型は大型猫の特集で取り上げています。
・突っ張り型
床と天井の間に支柱をつっかえるようにして設置します。据え置き型よりも高い場所に設置できるのがポイント。
部屋の広さにゆとりがない方にもおすすめです。
2-2.年齢に合わせて選ぶ
猫ちゃんの年齢に合わせてキャットタワーを選ぶのもポイントです。
たとえば、活発な時期の1歳から6歳程度の猫ちゃんは、高さがあればあるほど喜びます。
反対に7歳以上のシニアの猫ちゃんや、運動能力が低い仔猫には低めのキャットタワーが安心です。
登るのは好きでも降りるのが苦手な猫ちゃんには、階段などの段差やスロープがあるものが◎
2-3.爪とぎがあるといい
キャットタワーに爪とぎがあると、猫ちゃんのストレス解消に役立ちます。
登る部分の素材が麻縄などの素材でできていると、爪とぎと同時に登りやすくなるため一石二鳥です。
メラミン樹脂や木製のキャットタワーは爪とぎが付いていないものが多いので、その場合は別に用意してあげると良いでしょう。
2-4.材質で選ぶ
キャットタワーを選ぶ際は材質も重要なポイントです。
猫ちゃんが安全に遊べる素材かどうかを必ずチェックしましょう。
先述したように麻縄のキャットタワーは登りやすく爪とぎの役割を果たしてくれます。
また、柔らかいフエルトやパイル地なども登りやすいのでおすすめです。
一方、おしゃれな雰囲気を重視するなら木製のキャットタワーが◎
優しい木の風合いがインテリアと馴染む木製キャットタワーは、リビングの景観を損ねる心配もありません。
2-5.お手入れのしやすさで選ぶ
キャットタワーにはハウスやトンネルが付いていますが、この部分はこまめに掃除をする必要があります。
猫ちゃんがおもちゃや獲物を隠すことがあるからです。
そのためハウスやトンネルなどのパーツは、取り外せて洗えるものだと衛生面でも安心です。
また爪とぎが付いているものは、どうしても傷みやすくこまめな取り換えが必要となります。
そうなった際に、キャットタワーごと買い替えるのではなく、爪とぎの部分だけ取り換えられるものがおすすめです。
2-6. 安全性で選ぶ
ハウスやステップなどパーツの角が丸いか。各パーツの形は、角が丸いキャットタワーがおすすめです。猫はもちろん、家族や小さい子供がぶつかって怪我をすることを防ぐことができます。
角が尖っているタイプであれば、テープを貼って角を丸くするなどの工夫をすると安心ですね。
3. キャットタワー購入前の注意点
キャットタワーはメリットが多いので猫を飼い始めたらトイレや給水器などと同レベルで重要なアイテムです。とはいえ、注意点も。
3-1. 設置場所をシミュレーションする
キャットタワーはケージと同じように部屋に置くには広いスペースが必要です。底板のサイズだけではなく、底板からはみ出すステップやハンモックなども計算に入れ、設置場所を十分シミュレーションしましょう。
突っ張りタイプは省スペースで設置できる点で狭い部屋にも置きやすい猫タワーです。一方で、天井がしっかりしないと、緩んだり、天井を破損したりしますので、突っ張りタイプを利用するときには天井の強度・構造も要確認です。
3-2. 安全性は問題ないか
キャットタワーやキャットツリーとも呼ばれるように、床から真っ直ぐ伸びる猫家具です。上り降りの衝撃で倒れないような安定感が必要です。
底板は、丸い形がかわいいですが、揺れやすいのが欠点です。据え置きタイプの場合は四角形のキャットタワーを選択しましょう。
また、怪我の起きにくい角丸加工が施されたキャットタワーは猫や一緒にお住いの家族にとっても安心です。
子供がいる家庭では、木製より全体がカーペット加工されたものなどがおすすめです。
4. キャットタワーのお手入れ・メンテナンス
キャットタワーに限らず猫アイテムすべてに言えることですが、メンテナンス・お手入れは必須です。
4-1. 抜け毛処理
キャットタワーはハンモックやベッドと並び、一番抜け毛の溜まりやすい場所です。卓上掃除機や携帯掃除機、エチケットブラシなどで定期的にクリーンナップしましょう。
底板は溜まりやすい場所。そのほか、見晴らし台も抜け毛が溜まる場所ですが、目線より上にある場合は忘れがちなので注意してくださいね。
4-2. 洗濯
キャットタワーでもハンモックや滑り止めなど取り外しの出来るカバー付きのモデルは定期的に外して洗濯しましょう。手洗いしかダメな素材もありますので、取説は保管しておくことをおすすめします。
4-3. ネジなどのゆるみチェック
ほとんどの猫タワーは、DIYで自宅で組み立てる場合がほとんどです。ポールなとステップのつなぎ目は猫の上り下りなどで震動が加わるとゆるみの元になります。
ポールのつなぎ目一つひとつを時々手で締め直す必要があります。
特に、突っ張りタイプの場合は、緩みが大きな事故を招きかねません。傾いてないように見えても不十分。目視だけではなく、触ってゆるみがないことを定期的に確認しましょう。
5. おしゃれなキャットタワーでお部屋をコーディネート!
ここからは、キャットタワーの中でもおしゃれで毎日が楽しくなるおすすめモデルをご紹介。
自宅の設置スペースや猫ちゃんの性格を考えて、最適なキャットタワーを見つけてくださいね。
①キャットタワー 据え置き 省スペース シニア 子猫 コンパクト CTLR-50WT
- キャットタワー 据え置き 省スペース シニア 子猫 コンパクト CTLR-50WT
コンパクト、おしゃれ。初めてキャットタワーを買う時に戸惑うのがそのサイズですよね。大型でスペースを気にする猫飼いさんにもおすすめなのが、省スペースタイプのキャットタワー。おしゃれでかわいいです。
高さ70cmと言えば、ほぼ事務デスクと同じ高さ。圧迫感無しでもふもふデザインがお部屋にマッチしますよ。
一番高い台座までのステップ間隔が20cm程度なので、高齢猫でもジャンプ無しでよじ登れますね。
和室にも洋室にも合うキャットタワーです。
②卵みたいなデザインで女性に人気/Mauタワーミルキーエッグ
- 卵みたいなデザインで女性に人気/Mauタワーミルキーエッグ
低価格なのにおしゃれなデザイン、スタンダードな設計のため初心者さんにも安心して使えます。
ステップ台はかわいらしさ満点の卵型で、女性に人気。お部屋のインテリアを損ねることもありません。
③おしゃれ☆カゴベットとカゴハウス付きのミニタワー/Mauタワーシャルマン
- おしゃれ☆カゴベットとカゴハウス付きのミニタワー/Mauタワーシャルマン
バスケットタイプのカゴとハウスが付いたシンプル設計のキャットタワー。
通気性抜群で夏の暑い時期でも快適に過ごせます。
丸いラタンがかわいいナチュラルなデザインで人気。お部屋のインテリアにもよく馴染むおしゃれなアイテムです。
このキャットタワーは、ラタンのベッドを差使用しており和室にも調和します。
④木目調キャットタワー 高さ118cm Bowl キャットタワー
- 木目調キャットタワー 高さ118cm Bowl キャットタワー
ナチュラルカラーの家具調でインテリアに馴染みやすさが人気の据え置き型キャットタワー。
2つのプラスチック透明ボウルは、飼い猫がすっぽり入って丸くなれるサイズで、愛猫が休んでいる様子を横から下から眺められますね。
一本まっすぐ伸びた爪とぎポールは、猫が伸びあがっても使える余裕の90cm。爪とぎ中も存分にストレス解消できます。
⑤キャットツリー TOTEM
- キャットツリー TOTEM
最後に紹介するキャットタワーは突っ張りスリムタイプ。規則的に整ったデザインは、和室にも洋室にもマッチするタワーです。
形状はスクエアですが、すべてのパーツが角丸に加工されており、安全面も配慮。
滑り止めマット付きは、猫ちゃんの滑り止め効果。取り外し可能で飼い主さんも汚れたときにさっと外して選択できます。
オプションで、パーツが購入できますので、理想のステップにすることができ、万一壊れた時でもスペアが手に入るので、長期間使用することができます。
キャットタワーでスリムタイプを探している飼い主さん向けの記事もありますので是非参考にしてくださいね。
6.まとめ
あなたが気になるキャットタワーは見つかりましたか?
キャットタワーは猫ちゃんのための遊びスペースでもあり、リラックスやお昼寝にも使える大切な場所でもあります。
猫ちゃんにとって欠かせないアイテムというだけではなく、猫ちゃんのストレスが軽減されることで飼い主さんも安心できるようになります。
今回の記事を参考にしながら、あなたのかわいい猫ちゃんが快適に過ごせるキャットタワーを見つけてあげてくださいね。