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猫トイレ買い替え時期の判断材料と失敗を未然に防ぐ7項目。本体の交換方法も解説

投稿日: カテゴリー 猫 トイレ

多くの飼い主は、飼い始めに子猫用の小さい猫トイレを使いますが、半年から1年で買い替えの時期を迎えます。

飼い主なら一度は経験する猫のトイレを買い替え。失敗しないように慎重に決めましょう。

猫トイレは新製品を除いて10年前とほとんど変わっていない一方で、猫は年々大型化。
猫トイレを買い替える飼い主の方には、想像以上に育ちが良く事前に仕入れた知識で標準サイズを購入したけれど、より大きな猫トイレに買い替えする必要性が出た方もいらっしゃると思います。

この記事では、猫を飼って初めて猫トイレの買い替えを経験する飼い主が購入前に知っておきたい猫トイレの買い替え時期や本体交換時の注意点について説明したいと思います。

是非最後まで読んで参考にしてくださいね。

1. 猫トイレ買い替えの時期の判断材料

大型猫には大型猫用システムトイレ

1-1. 飼い猫が成長したとき

子猫を迎えたら、まず猫にトイレを覚えてもらう必要がありますので、覚えてもらうために、子猫が使いやすい入り口が低い猫トイレを購入しますよね。

とはいえ、生後6か月を超えるころから子猫用のトイレが小さくなってきます。

成長ステージが成猫段階になると猫トイレも窮屈。飼い主は、少なくとも一生に一回は猫トイレを買い替える必要があります。

猫トイレ買い替えの判断

猫トイレの買い替え時期は、飼い主さんが目視して狭いと思った時です。

それ以外に、猫がトイレに入った時、本体が狭く見えたら交換時期です。

猫トイレ買い替えの判断
飼い主が見て小さいと思ったとき、猫が窮屈なしぐさを見せたら猫トイレの買い替え時期です。

猫が狭いと感じるのは、行動を見て判断することができます。

  • 猫がトイレの外側から砂を掻くようになった(トイレ内でニオイを消すスペースがない)
  • 猫が立ち座りを繰り返す(ほかに用を足すスペースがない – 汚れているのは別です!)
  • 猫が転回するスペースがない(ベストポジションを探すことができない)
    などなど。

猫がトイレを使わなくなってしまうと、トイレの外で粗相してしまうばかりではなく、我慢が続くと病気にもなりかねません。

猫がトイレに躊躇する原因としてサイズが疑われる場合は、猫トイレの買い替え検討を。

もう限界かなとおもったら猫トイレ本体の交換時期と考えたほうが良いです。

1-2. 想定以上のサイズに成長

図鑑や猫サイズのチャートを見て、十分なサイズの猫トイレを購入したつもりなのに、猫ちゃんの育ちが良く想定外のトイレの買い替えが必要なケースもあります。

特に、去勢や避妊手術をすると、ホルモンバランスが崩れて肥満になりやすいといわれ、飼い主は餌の量にも気を配らなければなりません。

キャットフードの与え過ぎが原因で肥満猫になるケースが良くあります。おやつを与えたら、通常のキャットフードを減らして調整すべきところ。ですが…。

始めて猫を飼う飼い主の場合、甘やかしすぎで多めに給餌してしまい、結果、おデブになったことが原因でより大きな猫用のトイレに買い替えることになるケースも。

猫トイレは、ケージやハウスのように、大きすぎるサイズというのはありません。

広い方が猫ちゃんは幸せです。

猫トイレの買い替えは大型で
猫トイレは大きくても高機能ならニオイなし。縁が高い猫トイレへの買い替えは砂飛びを抑え部屋もきれいに。 sources: kohnan-eshop@rakuten

一方で、大きいトイレはお部屋の雰囲気を壊してしまうことも。

猫トイレ本体の交換時期が来たとおもったら、飼い主さんが許容できる大きさで、レイアウト、住環境を考慮して決定すればよいと思います。

1歳は成猫、とは言いつつも、猫の種類によってはまだ成長段階。

特にメインクーンなどの大型猫や、最近のミックスは、生後2~3年成長し続ける猫がいます。

猫トイレを買い替えるときには、大きめのサイズを見積もって間違いありません。

1-3. 壊れた時

当然、壊れてしまった場合は、いや応なしに新しいトイレを買い替えなければなりません。

猫トイレの洗浄には無添加無香料の食器用洗剤で
猫トイレを洗う時は食器用洗剤でOK。ただし無香料のものを。無香料を選ぶのは、猫への配慮だけではなく、においが落ちていることを確認するためです。 sources: saraya@rakuten

猫トイレもおしっこがかかったまま長時間放置することが続くと、トイレのケースが化学変化したり腐食したりすることがあります。

ひび割れができていたとしたら、排泄物で部屋を汚しかねませんし、割れたプラスチック部分で猫ちゃんが怪我をすることもあります。

定期的な洗浄・クリーニングは、衛生上不可欠。

毎回洗う時に、ひびや変形がないか、腐食がないかなども、都度確認しながらクリーニングしましょう。

なお、猫トイレの洗い方は「猫トイレやおしっこの臭い対策は5段階!レベル別解決策とすぐできる消臭術」の「第三段階」に説明していますので、洗う時の参考にどうぞ。

もし、猫トイレの本体自体が修繕・修復不可能なら交換時期です!

1-4. 経年劣化

猫はトイレで猫砂を掻く習性がありますよね。猫トイレは、使っている間にキズが増てきます。

洗って取れないにおいは猫トイレ買い替えのサイン
キズから入り込んだ汚れはにおいます。猫トイレは洗ってにおいが取れなければ買い替えのサイン

トイレの底面や側面に爪キズが付くようになると、そこに細かな汚れが溜まり、洗浄してもなかなか汚れが落ちなくなり、ニオイも発生してきます。

毎回きれいに洗っているつもりでも、ニオイが残るようになったら、猫トイレの買い替えのサインです。

我慢できる、できないといった判断は誤り。

ニオイが残っているということは、猫のトイレに雑菌が繁殖している証拠なのでトイレ本体は交換時期することが望ましいです。

1-5. 日中不在にする猫の飼い主

最初は1台のトイレでも、理想の飼育環境を目指すなら「飼っている猫の数プラス1」と言われるように、猫1匹でも猫トイレ2台が理想です。

正確に言えば、猫トイレを買い替えるというより買い増しですね。

共働き一人暮らしには常に清潔自動猫トイレ
長時間不在にする飼い主には、猫トイレ買い替え時には自動猫トイレへの交換がおすすめ。トイレ使用後速やかにお掃除するので、常に清潔なトイレ環境が保てますよ。

共働きや一人暮らしで猫を飼っている世帯では、絶対的に飼い猫頭数プラス1をおすすめします。

広さ的に2台置くスペースに困る場合は、猫がトイレを使用した後に排泄物を自動でクリーニングする自動猫トイレもあり、検討しても良いかもしれません。

猫はきれい好き。汚れたトイレを使いたがりません。

日中、家にいる飼い主なら猫の行動を把握することができ、猫がトイレを使っても小まめにお掃除できます。

一方、日中不在の飼い主は、トイレが汚れても、そのままにしておかなければなりません。

神経質な猫の場合、汚れたトイレを使わないので、飼い主が戻って猫トイレをきれいにするまで我慢してしまいます。

猫トイレが2台あれば、猫は、少なくとも2回、キレイなトイレを使用することができます。留守になる10時間なら、何とかきれいなトイレを維持できそうです。

1-6. 2匹目を迎えるとき

編集部の周りには、保護猫を少しでも幸せにしたいと思う気持ちで、2匹目の猫を迎えた飼い主がいました。

さらに、ペットロスになりたくないために、飼い猫が5,6歳になったときに新たに猫を迎えた飼い主も知っています。

猫トイレは猫の数だけ準備しますので、猫の飼育数が増えれば、トイレも増やす必要があります。前章でも話した通り、理想は飼育頭数プラス1です。

猫おっしっこの匂い消しに活躍する無香料消臭剤
猫トイレが増えれば、においも気になります。猫トイレの近くに置く消臭剤は、猫目線で考えれば、当然無香料ですよね。 sources: petgo@rakuten

新たに子猫を迎えた場合は、先住猫が子猫の時に使っていた物を利用できますが、大きくなれば買い替えが必要になります。

トイレの台数が増えればお掃除回数も増えて大変ですが、揃えておくのが猫想い。

猫がふえれば、トイレの回数も増えますので、きれいなトイレ環境を提供するためには致し方がないといったところでしょうか。

もし猫トイレを買い替え(買い増し)をするならば、消耗品の在庫管理の点から同じサイズ、同じタイプの猫トイレがおすすめです。

その他の理由では、引っ越しや、リノベーションなど生活スタイルが変化して猫トイレを買い替えを考える飼い主もいらっしゃるかもしれません。

2. 猫トイレ買い替え時の失敗を防ぐ7項目

続いて、猫トイレを買い替えるときの注意点についても、いくつかお話ししておきます。

2-1. 本体を今と同じタイプに交換するか、別のタイプに変更するか

既にご存じの飼い主が多いと思いますが、猫トイレには、ボックストイレとシステムトイレがあります。

猫トイレボックスタイプ
猫トイレの買い替えではシステムトイレとボックストイレの2種類から選択。こちらは底面に直接猫砂を敷くボックスタイプ。ペットシート用トレー無し。 dog-kan@rakuten

ボックストイレとシステムトイレは、猫トイレの構造も異なり、基本的に同じタイプの砂は使えません。(無理やり使う手もありますが、笑)

猫トイレ本体を買い替える時、買い増しするときに同じタイプなら使い慣れた構造。同じ砂が敷かれたトイレなら受け入れやすいといえます。

今のトイレが問題なければ、冒険せずに現状タイプで買い替えをするのがおすすめです。

今使っている消耗品がそのまま使えることが多いのもメリットですよね。

とはいえ、猫トイレの使用頻度が少なければ、猫砂やトイレの構造などが合わないケースもあります。

猫トイレシステムタイプ
上のモデルと同じメーカー。形は似ていますが、こちらは、下にペットシーツ(おしっこシート)を敷くタイプ。手前にシーツだけを交換する引き出しがあります。sources: dog-kan@rakuten

現状の猫トイレの使用頻度が少ないときには、トイレの構造が原因の場合や、置き場所が原因の場合、あるいはストレスの問題も含め健康上の問題かもしれません。

まずは、獣医さんに診察に行って健康上の問題がないかを確認しましょう。

健康上の問題がなければ、次に、猫トイレの場所を変えて様子を見ます。

もし、場所を変えてトイレの使用頻度が増えれば、今と同じ猫トイレを買い増しし設置場所を再検討しましょう。

場所を変えても変わらず使用頻度が少なければ、トイレのタイプを変更し、買い替えすることをおすすめします。

2-2. 標準規格の消耗品が使える

猫トイレを買い替える時には、大きめの猫トイレをおすすめすることをお伝えしました。

とはいえ、大きめの規格外製品にありがちなのが、その製品用に開発された猫砂。中には、猫トイレのメーカーが販売している物しか使えない猫トイレがあります。

大型の猫トイレで、大型サイズに合わせるようにすのこの穴が大きい猫トイレの場合、一般的な小粒のペレット猫砂が使用できないケースもあります。

飼い主さん囲い込みの戦略ですが、ユーザー目線で考えれば、他の選択肢がないということ。猫トイレ購入時は、標準規格の消耗品が使えるか確認するようにしましょう。

専用砂の価格が他の猫砂と比較してコスト高であれば、維持費もかかりますよね。

レギュラー大きめのペットシーツはメーカー問わず汎用性大
メーカー毎のサイズ違いも要検討。一般的なレギュラーサイズが33センチx44センチ、大き目レギュラーは34センチx45センチ。この1センチが使用感に大きな差! sources: charm@rakuten

一方で、猫トイレを買い替える際に、他の猫砂との汎用性があると、猫砂の選択肢が増えます。

万一、飼い猫が、使用中の猫砂を気に入らなければ別ブランドの砂に変更することもできますし、飼い主さんもまた、機能性にこだわった猫砂を選択できるようになります。

同様に猫トイレを買い替えるときにシステムトイレなら吸収シートにも気を配らなければなりません。

システムトイレのおしっこシートは、毎日交換する必要がありますので、市販のものが使える猫トイレに買い替えましょう。

猫トイレを買い替えた後に、専用に開発された高額なトイレシートを使用しなくても済む標準サイズならば、選択肢が増え、お好みのおしっこシートを選ぶことができますよ。

2-3. 出入りのしやすさ

大きめの猫トイレは、設置する砂の量が多いため、砂の飛び散りガードが高くなります。
特にシステムトイレは、二層式のすのこを収納するため、より入り口が高くなることも。

猫トイレは、入り口が低く、入りやすく出やすいことがポイントです。

ボックストイレも同様ですが、猫トイレは砂の飛び散りガードが高く、出入りの容易なものに買い替えを検討しましょう。

2-4. 臭い抑制

猫のおしっこは犬と比べてニオイが強烈です。

猫のおしっこ匂いを拡散させない猫トイレ
においは下に滞留。上から出入りするトイレは部屋に臭いが広がらず、猫トイレ買い替え時の選択肢のひとつかも。sources: cat-land@rakuten

量の多い猫なら臭いを気にする飼い主さんも大勢います。

最近の猫砂や猫シートは消臭効果にすぐれニオイ抑制効果もバツグンです。

構造上ニオイを外に漏れにくくしている猫トイレ、さらに機能性素材を用いて消臭効果を高めた猫トイレもありますので、組み合わせて消臭効果を高めたいですよね。

ニオイは猫の飼い主共通の悩み。構造上ニオイが広がらない仕様の猫トイレに買い替えましょう。

2-5. お手入れのしやすさ

猫トイレ買い替え前に確認しておきたいのが、お手入れのしやすさです。

今ではお手入れのしやすさはどのモデルでも考えられていますので、今の生活スタイルに合ったお手入れができるかを判断しましょう。

猫トイレは手入れのし易さも検討材料
分解パーツが少なく角のない猫トイレは、丸洗いしやすくメンテナンスも楽々。ずっと使うなら買い替え時に検討ですね。sources: cat-land@rakuten

猫トイレのボックスタイプは、構造が単純のため洗いやすい一方、頻繁に砂を入れ替えることから小まめな丸洗いが必要

猫用システムトイレは、シート交換が引き出し式で簡単にできますが、砂の飛び散り防止壁が高く、砂の交換時は大変です。丸洗い時の手間は、複雑な分ボックスタイプより時間がかかります。

すのこトレーの取り外しが容易になったぶん、扱いにくくなっていないか。

丸洗いできる仕様なら衛生的ですが、大きな桶やスペースがなければ、丸洗いよりパーツごとに洗えた方が便利に感じる飼い主さんもいます。

お手入れ方法や分解掃除についても情報を集め、情報不足と感じたら、店舗の運営者に問い合わせてみましょう。

2-6. スタイル

飼い主さんによってはここを気にする方も多いはず。

猫トイレ自体目立ってほしくないものですが、大きめの猫トイレを導入するとなれば、さらに目立ってしまうのは気になるところ。

猫トイレは隠しておしゃれに
スタイルを気にする飼い主には猫家具購入をおすすめ。猫トイレ収納で、お部屋もすっきり!家具は臭いがが中にこもらないように、通気性の良いものを。sources: maxshare@rakuten

最近は、猫トイレもオシャレになりました。

部屋においても雰囲気を壊さず、インテリアの様に見えるのが理想です。

スタイルにこだわる飼い主は、二通りの考え方を持っています。

ひとつは、魅せるおしゃれなトイレを」置く方法。

一見すると、猫トイレに見えないトイレ。

部屋にインテリアとして馴染むようなクールなデザインの猫トイレを置く飼い主も増えています。

もう一つは、おしゃれな収納家具に猫トイレを格納して設置する方法。

猫のトイレが目立たないように猫家具に収納する飼い主が増えたことで猫家具の種類も多様化。その一方で、収納できるコンパクトなボックストイレも増えました。

ただし、猫トイレを買い替えるときにデザインや収納を意識しすぎて、猫トイレが窮屈にならないように。使用する猫のことを考えてくださいね。

猫家具も同様です。コンパクトな家具を購入した結果、「トイレが収納できない!」と慌てないように、猫家具購入時は内寸も意識して購入してくださいね。

猫のトイレ収納家具は、おしゃれで機能的なものが数多く出ています。インテリアやライフスタイルに合う素敵なデザインの家具を見つけてくださいね。

2-7. 優先順位を考える

猫用のシステムトイレやボックストイレの本体を買い替えたり、交換したりするとき、特に最初の2つが、とっても大事!

猫トイレは、汎用性のある猫砂やトイレシートが使えるシステムトイレを選ぶことで、今後の維持コストが何倍も違ってきます。

また、サイズ、機能、生活スタイルに合ったシステムトイレが見つからなければ、猫トイレの買い替え時に自分なりに優先順位を付けてみましょう。

3. 知っておくと便利!新しい猫トイレの交換方法

猫トイレ買い替えのタイミングとは

3-1. 本体は段階的に交換する

猫砂を新しいタイプに交換するときには、古い猫砂を少しミックスして慣れさせますが、猫トイレ本体の交換も同様です。

猫は、突然の環境の変化にストレスを溜めてしまうことがあり、新しい環境に慣れるまでは、時間がかかることもあります。

特に環境がガラッとかわる引っ越後は、食器や毛布(クッション)、ケージ、トイレは、新調せずに使い慣れたものをそのまま使い、新しい環境でも猫の居場所があることを認識させるようにしましょう。

猫のトイレを買い替えた後も、トイレの交換は慎重に進めなければなりません。

3-2. 交換手順

ステップ1. 古いトイレと新しいトイレを並べる
新しい猫トイレを導入したら、まず古いトイレと並べて、同じ場所にトイレがあることを認識させます。
新しいトイレに興味を示し、使うようになればそのまま移行しましょう。

猫トイレを買い替えて交換
新しい猫トイレに買い替えても古いトイレは並べて設置。sources: OFT@rakuten

ステップ2. 新しいトイレに古い砂をミックスする
嗅覚でトイレを認識する猫には排泄物の匂いを付けることでトイレを認識します。
隣に並べた新品トイレに全く興味を示さない場合は、おしっこ臭のついた猫砂をすこし混ぜて上げることで、新しいトイレを使ってもいい場所と認識することがあります。

ステップ3. 古いトイレを別の場所に移動する
新しい猫トイレを従来の場所に置いたまま、古いトイレ別を別の場所に移動します。
猫がトイレを見つけられなくて不安になるかどうかは猫の性格次第。
猫が不安にならないように、しばらくの間、まず別の場所で(別の部屋、廊下なら端から端に移し)古いトイレを片づけずに様子を見ましょう。
その場合は、新しいトイレの近くには蹴りぐるみなどのおもちゃを置くなど、新しいトイレに近づく仕掛けを考えます。

猫トイレ買い替え後の入れ替え方
古いトイレを撤去する前に、猫が買い替えたトイレを利用していることを目視で確認!砂を踏んても実際に使用ないことがあります。

ステップ4. 古いトイレを撤去
新しいトイレを何度か使った形跡があれば、古いトイレは不要です。
新しいトイレに慣れたことを意味しますので、撤去してもよい時期と言えます。
新しいトイレに変わっても、同じ場所にあれば躊躇せず利用する猫もいれば、古いトイレから抜け出せない神経質な猫もいます。

すぐに新しいトイレを使わなくても少しずつ時間をかけて慣らしていくようにしましょう。

4. まとめ

無防備になる猫のトイレ

野生時代の猫の話はご存じですか。当時の猫は、獲物を狙う側でもありましたが、同時に狙われる側でもありました。

猫にとってトイレ中は、一番無防備になる時なので、トイレは、最も安全で安心できる場所でなければなりませんでした。

野生時代の猫が、排せつ物のニオイを残すということは自分の居場所を明かしているようなもの。敵の標的になりかねないばかりか寝物も近寄らなくなります。

家猫は、屋外の野良猫のようにトイレの場所を選ぶことはできません。

たっぷりの砂、砂を掻くのに十分な広さのトイレを好むのは、気配を消したいという野生時代のDNAが働いているからかもしれませんね。

猫トイレを買い替えるときには、少し大きめのトイレを。トイレ買い替えの際の注意点も参考にしていただき、是非、猫ちゃんに合った1台を見つけてくださいね。

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