健康な猫は、家中を走り回ったりジャンプしたりと元気いっぱい。
猫がトイレから出る時に足指に挟まった砂が、走り回っている時に散らかってしまうことがあります。
トイレの前に猫用トイレマットを置くことで部屋に猫砂が散らばってしまうのを防げることができるので、便利ですよね。
でも、そんな猫用のトイレマットもいろいろあって迷ってしまいますよね。
そこで、今回は猫のトイレマットの選び方から、猫ちゃんに優しいコスパの高い猫用トイレマットをご紹介します。
1.猫用トイレマットの必要性
猫用トイレマットの役割には、
- トイレから出てきたあとの砂を散らかさない
- 排泄物の臭いを吸収する
このようなものがあります。
猫砂の粒は商品により大小さまざまですが、トイレから出てきたあとに足をふるってトイレ周辺には猫砂が散らばりがち。
こまめに掃除機をかけたり粘着テープで掃除したりすれば問題はないのですが、ちょっとめんどくさいですよね。
猫用トイレマットがあれば散かった砂集めも楽になり、周りの砂の始末も短時間に。さらに防臭効果もあるため衛生面でもメリットを感じられます。
もともと、砂をキャッチするためにトイレの前に設置するものなので、サイズが小さすぎると意味を成しません。
サイズが大きいと、主張しますので、インテリアになんるようなおしゃれなトイレマットを選ぶか、目立たない部屋に溶け込むトイレマットを選ぶか。
トイレマットは、長く使用しますので考えどころです。笑。
2.猫用トイレマット選びの5つのポイント
猫用トイレマットの目的は言うまでもなく猫砂の飛び散り防止!
とはいえ、素材も形状も様々な猫用のトイレマットは、猫にとって優しいものを選びましょう。
以下の4つのポイントを重視することで猫にストレスを感じさせません。
ポイント1:まずは猫ちゃんの安全を第一に
猫用トイレマットの素材や形状によっては猫の肉球を傷つけたり、体調不良になったりする可能性もあります。
万が一爪とぎなどをしてしっまった時でも猫がトイレマットの破片を飲み込まず、怪我をしにくいトイレマットを選びましょう。
ポイント2:手入れのしやすさ
猫用トイレマットで猫が散らかした砂をキャッチできても、そのトイレマットから砂がとれなければ良い商品とは言えません。
砂が取り除きやすく、水洗いが簡単で乾燥しやすいトイレマットが理想です。
猫はとてもきれい好きでデリケート。
猫のストレスが溜まらないためにも手入れがしやすく常に衛生的に使用できるトイレマットを選びましょう。
ポイント3:防臭
猫用トイレマットには撥水・防水性の高いものがあり、防カビ・防臭効果を持つ商品があります。
水洗いしたあとしっかりと水気を飛ばさないまま使用してしまうと、徐々にカビが発生し不快な臭いが発生することも。
猫の排泄物の臭いとカビによる臭いを防ぐためには、防臭機能が備わっているものを選びましょう。
ポイント4:滑り止めがあるもの
猫はいきなり走り始めたり、ジャンプしたりするなどと急な行動をとりがちです。
そんな時でも猫用トイレマットの裏側に滑り止めがついていれば、トイレもマットも動くことはありません。
気づかない間にトイレマットが動いて砂が散らかってしまわないために、滑り止め付きマットがおすすめです。
ポイント5:はねないこと
そして、経験者が語る重要な観点のひとつに「はねないこと」があります。
猫砂が飛び散るのは、トイレから出るとき。猫砂マットを買ったにもかかわらず、マットが猫砂をキャッチできないようでは何のために敷いているのかわかりませんよね。
サイズも重要ですが、はねないことも同じくらい重要であることが観察して判明しました!
プラスチックのように硬質素材の場合は、はねない構造になっているか、単に肉球に挟まった猫砂を落とすだけのイボイボ構造は個人的な経験上おすすめではありません。
クッション性を備えたメッシュ構造のものや軟質EVA素材などはポリプロピレン製のマットよりもおすすめ素材のひとつです。
猫トイレ用のマットは、飛び出した砂がキャッチできる大きさであることが重要な観点。サイズと散かり具合は相関関係です。なので、出来れば(サイズ的に、ご予算的に、苦笑…)許容できる最大のものを選びましょう。
3.猫用トイレマットのおすすめ5選
ここでは猫砂の飛び散り防止のために厳選したユーザー目線のおすすめの猫用トイレマットを紹介します。
色んな見た目や機能があったりと様々な商品があるのでぜひ参考にしてみてくださいね。
①iCat アイキャット オリジナル しまネコ砂取りマット
- iCat アイキャット オリジナル しまネコ砂取りマット
ブランド・メーカー | iCat |
素材 | PVC |
サイズ | 54.5cm×45cm |
可愛いトラ模様のネコモチーフデザインのポップな猫用トイレマットです。
お手入れも簡単で数枚替え用マットとして持っておくのもおすすめ。猫の肉球にもやさしいPVC素材で、ストレスをかけず猫砂を取り除きます。
小さ目のサイズですが、一般的なループ構造より細くて細かいので、弾力があり、猫砂が飛び散りにくいです。大型猫の大型猫トイレ向きではありませんが、小さ目のマットでも機能を損なわないトイレマットです。
②猫砂パッド 猫砂キャッチャー 折りたたみ Lサイズ(55✕75cm)
- 砂パッド 猫砂キャッチャー 折りたたみ Lサイズ(55✕75cm)
ブランド・メーカー | – |
素材 | EVA |
サイズ | 55cm×75cm |
6角形のハニカム構造が猫砂をキャッチする仕様です。
やわらか軟質素材のEVAを使用しているので飛び出した砂が跳ねにくくなっています。素材自体が軽量なので、下に溜まった猫砂を戻すのもらくですね。
猫にとってもやわらかEVA素材のマットは猫の歩行にもストレスフリーです、
使用し始めたら折りたたむ必要性は感じませんが、販売店が配送料を吸収できるコンパクトサイズで送れる点はネット通販利用者にとって、お安く買えるという意味でうれしいポイント。
防水素材でできているため、猫が水をこぼしてしまった時もサッと拭き取れます。
③猫用 トイレマット Lサイズ (約45cm✕60cm) 肉球タイプ
- 猫用 トイレマット Lサイズ (約45cm✕60cm) 肉球タイプ
ブランド・メーカー | – |
素材 | PVC繊維 |
サイズ | 45cm×60cm |
肉球のデザインがキュートな猫用トイレマットです。
やわらかいPVC素材で指の間にはさまった猫砂もやさしくキャッチ。メッシュ構造でクッション性がありますので、猫砂もはねにくい構造と言えます。
カラーバリエーションは、ブルー・エメラルド・ピンクレッド・グレー・ベージュ・ブラウンの6種類でゲージやインテリアに合わせて選べるのが嬉しいですね。
Mサイズもありますが、サイズ的にこのLサイズより小さいのは不安です。
④特大猫砂マット
- 特大猫砂マット
ブランド・メーカー | ノーブランド |
素材 | 二重EVA構造 |
サイズ | 90cm×60cm |
今回紹介する中で最大の大きさ。90センチx60センチの特大サイズなら部屋を汚すこともないでしょうね。
やわらかEVAの二重構造なので、飛び跳ね度も低い!
お店の初回にもありますが、多頭飼いのネコ飼い主様向けでトイレを長辺部分に2つ並べても前方60センチを確保。このサイズならではの使い方です。1匹なら余裕です。笑。
軽量なプラスチック素材で水洗いもできて、水はけも良好。もちろん防水です。
⑤果物の型の砂取りマット
- 果物の型の砂取りマット
ブランド・メーカー | ノンブランド |
素材 | PVCメッシュ |
サイズ | 60cm×40cm |
かわいい猫砂マットは果物デザイン。無機質な部屋が一気に愛らしくなりますね。
キュートなマットを敷けば、使用する愛猫も可愛さ倍増です。
PVCメッシュ素材でやわらか、はねにくい。素材の細かな編み目がトイレから出た猫の肉球に挟まった猫砂を落としてくれます。
猫砂マットはデザインバリエーションが少ないので、かわいい猫トイレマットを探している飼い主さんにはおすすめのアイテムです。
4.まとめ
猫用トイレマットは、ただ単に機能性が高いだけでは猫の健康を害してしまう可能性があります。
清潔なお部屋をキープすることは人間にとっても猫にとっても嬉しいもの。
猫の安心・安全に重点を置きながらご家庭に合ったデザインのものを選びましょう。
トイレと一緒に検討する猫砂の選び方は「猫砂の種類とメリット・デメリット」で説明していますので、こちらも参考にしてくださいね。